書籍メディア「ホンシェルジュ」TOP画面のおすすめ特集づくり(企画・記事選定・CMS登録)を、AIに一言頼むだけの半自動ワークフローにした。
月ごとの提案と反映結果 → 2026年8月(提案中) / 2026年7月(反映済み)
TOP画面の「おすすめ記事特集」は毎回手作業。テーマを考え、6,000本超の公開記事から合う記事を探し、アクセスデータを別画面で確認し、管理画面に1件ずつ登録していた。
「7月のおすすめ特集を組んで」の一言で、AIが閲覧数×季節性から特集案(タイトル+記事リスト)を複数提案。担当者は選ぶだけで、承認後はコマンド1つでCMS(記事管理システム)に登録される。
※ 工数の比較イメージ(定性)。従来時間(月あたり約1時間)は依頼チケットの担当者申告に基づく。
選定はデータで段階的に絞り込む方式。公開記事マスターを起点に、次のフィルタを順に通す。
| 基準 | 内容 | 使うデータ |
|---|---|---|
| 実閲覧数 | 直近90日の閲覧数(PV)が多い記事を優先。「いま実際に読まれている記事」だけが特集に入る | GA4の記事別PV(90日分) |
| 季節性・テーマ適合 | タイトル・要約文・カテゴリを全文検索し、季節のテーマ(例:夏→怪談・ホラー)に合う記事を抽出 | 記事マスターのタイトル/要約/カテゴリ |
| 既存特集との重複回避 | 設定済みの特集46件とテーマ・タイトルがかぶらないかを毎回チェック | CMSの特集一覧(APIで取得) |
| 公開状態の整合 | 非公開・下書き・整理予定の記事が混ざらないよう、登録前にIDをマスターと突き合わせて警告 | 記事マスター+整理対象リスト |
--confirm を付けて本登録。CMSに直接反映される。このシステムはモックや試作ではなく、本番CMSの「おすすめ記事」機能そのものをAPI(プログラムから直接操作する窓口)で操作しています。承認して登録すれば、本番サイトTOP画面のおすすめ枠にそのまま表示させられます。表示のオン/オフ・並び順・差し替え・削除もコマンドで完結します。
| レイヤー | 技術 | ポイント |
|---|---|---|
| 実行環境 | Python 標準ライブラリのみ(urllib) | 追加インストール不要。どのMacでもそのまま動く |
| CMS連携 | 管理画面API(JWT認証) | 特集の一覧・作成・更新・削除(CRUD)を一式実装。画面操作は不要 |
| アクセスデータ | GA4 Data API + MCP連携 | 記事別の閲覧数を一括取得(10,259記事分/90日)。会話中もAIが直接GA4を参照できる |
| データ統合 | 記事マスター JSON | 記事情報(カテゴリ・要約・ライター)に閲覧数を統合し、選定の判断材料を1ファイルに集約 |
| AI | Claude Code(会話ベース) | 専用画面を作らず、会話で依頼→提案→承認まで完結 |
--confirm を明示して初めて本番に書き込む| 特集タイトル案 | 記事数 | 選定根拠 |
|---|---|---|
| 夏の夜にひんやり。「本当は怖い」童話と名作 | 6本 | 「本当は怖い〇〇」記事群が閲覧数上位に集中(計5,400PV/90日超)。夏の怪談需要と一致 |
| クーラーより効く。背筋が凍るホラー漫画 | 6本 | ホラー漫画カテゴリの閲覧数上位6本(計5,300PV/90日超) |
| 夏休みは大長編と。一気読みしたい冒険・バトル漫画 | 6本 | 冒険・バトル系の閲覧数上位(計10,800PV/90日超)。夏休みの一気読み需要向け |
依頼から上記3案の提案まで数分。従来はテーマ検討・記事探し・データ確認で月あたり約1時間かかっていた作業。